矯正治療

Orthodontics

ただきれいにするだけじゃない「矯正治療の意義」について

歯科矯正は、歯を正しい位置に整えて、美しい歯列にする治療です。
しかし見た目のきれいさだけを追求するのが、矯正治療の本質ではありません。
歯に求められる「噛む」という機能を、治療によって回復させることが重要です。「よく噛めないけれど見た目だけきれい」という歯では、顎関節や消化器に負担をかけ、全身のバランスまで狂ってしまいます。
逆に、歯に違和感はあるものの「ほんのちょっとのズレだから、気にしないでおこう」という方はいらっしゃいませんか?
そのちょっとしたズレが、もしかしたら頭痛や肩こりなど、口元以外の場所の不調につながっている可能性もあります。
正しい歯と顎の位置でしっかり噛めることは、全身の健康維持にとって極めて重要なことです。矯正治療の意義について改めて考えていただくとともに、何か少しでも気になることがあれば、どんな些細なことでも遠慮なくご相談ください。

「日本矯正歯科学会認定医」だから信頼できる矯正治療

矯正治療は歯をゆっくりと正しい位置に誘導するため、年単位で時間のかかる治療となります。
患者さまにはその間、歯磨きなどのケアをいつも以上に徹底していただきますし、矯正器具をつけることによる違和感など、負担を覚えることもあると思います。そうした覚悟のうえで、患者さまが矯正治療に踏み切られたお気持ちに対し、当院では持てる技術すべてでお応えしたいと考えています。
当院の矯正治療は、「日本矯正歯科学会認定医」が担当させていただきます。「日本矯正歯科学会認定医」は、矯正治療の専門的な知識と、臨床経験をしっかり積んでいます。安心してお任せください。

矯正歯科担当医 山内 雅人

矯正歯科治療は長期間にわたります。患者様に寄り添う治療を心がけています。

【略歴】
博士(歯学) 学位受領
日本矯正歯科学会 認定医
【所属団体】
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会

小児矯正

子どもの矯正歯科治療にはこんなメリットが

  • メリット01

    顎の成長を利用して治療できる

    子どもの矯正治療では、永久歯がしっかりと美しく生え揃うよう、必要なスペースを確保する治療を行ないます。体の成長を利用して顎骨の発達を促す、大人になってからではできない治療です。

  • メリット02

    抜歯の必要がなくなることも

    永久歯が生え揃うための準備から治療を始めるので、状態によっては歯を抜くことなく、歯列を整えるだけの矯正で済む場合があります。歯は一度抜いてしまうと元には戻らないので、できるだけ抜くことなく治療するのがベストです。

  • メリット03

    思春期をよい歯並びで迎えられる

    思春期は自分の容姿が気になる年ころです。噛み合わせの機能も大切ですが、子どものころに矯正治療を行なうことによって、見た目の美しい口元で思春期を過ごせることは、自己肯定感にもつながるメリットだといえます。

  • メリット04

    将来の虫歯予防につながる

    よくない歯並びのままでいると、食べ物のカスが歯の隙間に引っ掛かりやすかったり、歯磨きのしづらかったりという、虫歯のリスクが高い状態が続きます。矯正治療をすると口内環境を改善でき、虫歯予防への意識も高く持てます。

小児矯正の流れ

子どもの矯正治療は、初期治療(骨格矯正)と本格治療(歯列矯正)の二段階で行なうのが一般的です。
初期治療(骨格矯正)は、乳歯から永久歯に歯が生え変わる時期に行ないます。
本格治療(歯列矯正)は、乳歯が抜け永久歯が生え揃った10歳ころ~成人までの治療となります。
まずはしっかりと検査をして、治療の開始時期を検討することが大切です。状態によっては経過をしばらく見守ってから、矯正治療に入る場合もあります。
早期の対応で簡単な治療のみで済むケースや、大人になってから矯正した方がよいということもあるので、まずは乳歯の段階で相談してみることをおすすめします。

成人矯正

見た目以外の理由がこんなに「矯正治療をした方がいいワケ」

「見た目が気になるから歯並びを治したい」と感じたことが、ほとんどの方にとって矯正治療に関心を抱いたきっかけになっていると思います。
歯並びの見た目はもちろん大切なことです。しかしもっとも大切にしなくてはならないことは「正しい位置でしっかり噛める」という歯の機能です。
よい歯並び・噛み合わせのために、矯正治療を行なった方がよい理由を、ポイントごとに見ていきましょう。

  • ポイント01

    <食事の効率>

    食べ物を歯でしっかり咀嚼していないと、胃腸などの消化機能に負担がかかります。

  • ポイント02

    <虫歯や歯周病といった口内の病気>

    歯並びが悪いと、食べ物が口の中に残りやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
    よく噛むことができないと、口内を清浄に保つ働きのある唾液も分泌されにくくなります。
    唾液が出ないことで口内が乾燥すると、虫歯・歯周病菌にとって居心地のよい環境になってしまいます。

  • ポイント03

    <発音への影響>

    受け口や開咬の場合、サ行、タ行、ラ行の発音が難しいことがあります。
    息が漏れるような発音になる場合もあります。

  • ポイント04

    <口元や相貌への影響>

    悪い歯並びは口の中だけでなく、フェイスラインの歪みなど口元や顔全体の相貌にも影響することがあります。
    顎がズレてしまっていることで、口を開けたときに痛みを感じたり、大きく開けられなかったりする顎関節症になる危険性もあります。

  • ポイント05

    <心理的な問題>

    口元にコンプレックスを抱えることで、「口を大きく開けて笑うことがこわい」「人前で話をしたくない」といった悩みを持つ方も多いです。

  • ポイント06

    <全身の健康>

    噛み合わせの悪さが全身のバランスを狂わせ、倦怠感、偏頭痛、肩こり、腰痛などといった全身のさまざまな場所の悩みに影響を及ぼすことがあります。

治療メニュー

【矯正歯科治療のリスク・副作用】

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯肉が下がること)を引き起こすことがあります。
  • 歯を移動させる力により、痛みや違和感を覚えることがあります。また、装置の刺激で、歯肉の炎症や口内炎を発症することがあります。
  • 装置の装着により、歯磨きしにくい部位が出ることがあります。
    そのため毎日の清掃が不十分だった場合、虫歯、歯肉炎や歯周炎、歯の変色などを引き起こすことがあります。
  • 治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生え揃っている場合は、 一般的に18~36ヵ月を要します。
    小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で12~24ヵ月、
    永久歯がすべて生え揃った後に行なう第2期治療で12~30ヵ月を要することがあります。
  • 歯の移動終了後、リテーナー(保定装置)の使用期間の不足や歯ぎしりなど癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合を引き起こすことがあります。